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六角堂から烏丸御池方面へ歩いている時見かける。池坊会館のディスプレイだが、面白い作品だと思った。いったん通り過ぎたが、気になったので引き返す。やはり撮っておいてよかった。 |
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<32世池坊専好の立花>
32世池坊専好(1576〜1658)は、元和・寛永(1615〜1643)の頃に活躍した家元で『槐記』に「立華ノ中興ハ、専光(好)ニ止タリ。専光ヲ名人トス」と評された、いけばな史上不世出の名人です。
専光の立花は、後水尾天皇の庇護のもと、寛永5年(1628)から寛永12年までの間に、禁中や仙洞御所で立てたものを中心として、親王家や公卿邸などで立てた立花・砂之物の写し絵の外、手鑑として絵図に写されたもの約200点が残されている。
この立花は、そのうちの一つ、寛永7年(1630)に立てた水仙一色の立花を再現したものです。清純で伸びやかな水仙の品性が匂い立つばかりです。台座のサインは専好自筆消息からの写しです。 |
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