|
|
江の島は、またの名を「絵の島」ともいわれ、昔から風光明媚な自然環境に恵まれた周囲約4km、面積0.37kuの島です。島の頂上部にある展望灯台からは、東南に三浦半島、南に伊豆大島、西に富士山・箱根の山々、と湘南海岸を中心に360度の大パノラマを楽しむことが出来ます。
また江の島は、地質上、第三紀凝灰質砂岩からなる島で、このため海侵洞窟や岩嘴が多く、奇異な形をなして、古くからその名勝をうたわれています。島の中央には江島神社があり、弁財天が祀られています。安芸(広島県)の宮島、近江(滋賀県)の竹生島にある弁財天とならんで、日本三大弁才天の一つにあげられています。江戸時代には平和の神・福の神・音楽技芸の神として、多くの人々から信仰され、大変ににぎわいました。
このため、島内には神奈川県および藤沢市指定の多くの文化財が遺され、自然美と併せて、全島が史跡・名勝に指定されています。 |
|
|
|
|
|
<江ノ島弁財天道標>
この道標は、管を用いた鍼治療をする管鍼術の考案者で江の島弁財天を厚く信仰したと言われる杉山検校(1610?〜1694)が、江島神社に参詣する人々の道しるべに寄進したものと伝えられ、現在市内にある十余基が市指定重要文化財に指定されている。
いずれも尖成岩製。ほぼ同じ大きさの尖頭角柱型であり、多くが前面に「ゑのしま道」(上部の梵字は弁財天の種子「ソ」を表わす)、横面に「一切衆生」と「二世安楽」と刻んであり、道中する一切衆生(いっさいしゅじょう=世の中に生きている全てのもの)の現世及び来世の安楽を祈念した造立者の温情が偲ばれる。この道標は平成10年1月、ここより170m南の州鼻通りの地下から、道路工事中発見されたものである。 |
|
|
|
|
|
|
|
江島神社へ向かうところに青銅製の大きな鳥居が立っている。この鳥居は、延享4年(1747)に建立され、文政4年(1821)に再建された。鋳物師:粉川市正藤原国信、世話人:浅草新鳥越の八百屋喜四郎、願主:新吉原の扇屋宇衛門、大黒屋勘四郎、松葉屋半蔵といった名が銘文に刻まれており、「江島大明神」の扁額がかかっている。
江ノ島大橋の回りの海、夏ですね。 |
|
|
|
江の島の野鳥の説明があったので掲載する。 |