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秋空の下、柳川の川下り。川下りと言っても実際は「堀割巡り」である。柳川藩主の邸宅や北原白秋の生家がある落ち着いた情緒ある景観が見られる柳川市。城下町に張り巡らされたお堀をゆっくりと進む。手こぎの和船で。
この日は乗船者の70%ぐらいが外国人であった。台湾人が圧倒的に多く、次いで韓国人、欧州の人々。インバウンドが多いとは聞いていたが、東京や京都とはかなり離れている九州・柳川までとは少々驚いた。よく考えてみれば台湾からみて東京や京都へ行くより九州の方がはるかに近いのだ。
出発すると、お客さんを降ろし出発地に戻ってきた回送の舟とすれ違う。そして、幅の狭い水路に入っていく。 |
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堀の岸には、民家に入る船着き場が見られる。 |
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静寂の水路をゆっくりゆっくり進む。時々発するガイドのカタカナ英語に苦笑する。乗船客の中国語や韓国語などが混じる。日本人は少ないためか、日本語は聞こえてこない。不思議な旅の時間が過ぎていく。 |
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出店があり、一時止まる。ちょっとした食べ物を売っている。台湾の方が珍しそうに3、4人買って食べる。それを撮らせていただく。 |
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北原白秋の生誕地ということで、彼の作詩による歌を歌ってくれた。拍手がおこる。はたして歌の意味することが分かっくれたのかな?そんなことより歌のもつ情感が伝わればいい、水郷のような趣と合わさって。 |
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乗船時間は1時間ぐらいだったかな。帰りは、乗船場までバスで送ってくれる。冬期にはこたつ付きの舟もある。web予約をすれば割引がある。頭にかぶる日笠は100円で貸し出しになっている。水郷情緒にマッチし風情がある。 |