|
|
|
|
|
|
<菖蒲池>国指定天然記念物忍野八海
西南より東北に向かって細長い沼状の池で、以前は、現在よりも多くの菖蒲が生い茂り、香気がたちこめていたといわれ、悪疫流行の際には村人はこの菖蒲をとって身体に巻き付ける風習もあったといわれる。また、毎年正月14日には筒粥の神事をこの池で行い、年内五穀の豊凶を占ったともいわている。
八海めぐり第八番の霊場で、優鉢羅竜王(うはらりゅうおう)をまつり、石碑には「あやめ草名におふ池はくもりなきさつきの鏡みるここちなり」との和歌が刻まれている。
面積:281u、湧出量:月によって消長あり、年平均水温:12度、水素イオン濃度:6.2 |
|
鏡池
|
|
|
|
|
|
|
|
<鏡池>国指定天然記念物忍野八海
不規則な長方形の小池で、湧出量はきわめてわずかである。水は常に濁っているが、風のないときは、富士山がはっきりと映るためこの名がつけられた。
この池の水は、ことの善悪を見分けるといわれ、麻那斯竜王(まなしりゅうおう)をまつり、八海めぐり第七番の霊場で、今はない石碑に「そこすみてのどけき池はこれぞこのしろたへの雪のしづくなるらん」との和歌が刻まれていたといわれる。
面積:144u、湧出量:月によって消長あり、年平均水温:11.5度、水素イオン濃度:5.8 |
|