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平安京の西大宮大路にあたる。西大宮大路は大内裏の西側にあった大きな道であり、北野天満宮に通じている。御池通を右折して御前通に入り、一路北上する。 |
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右手にJR二条駅の特徴ある屋根が見える。右手(東側)に大きなグラウンドをもつ朱雀公園がやがて見えてくる。この辺り北東方面に大内裏があったと記されている。 |
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JR山陰本線の高架下を抜けると丸太町通と出会う。少し歩き進めると「七味」とかかれたのれんが目に入る。「七味六兵衛」である。ここでは七味唐辛子を好みに応じて調合してくれる。畳屋の粋なのれんもいい。 |
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曹洞宗導故寺が右手に見える。一旦は通り過ぎたのだが、苔の美しさに惹かれ戻って来る。大きな寺ではないと思われるが、清楚な落ち着いた雰囲気を感じる。 |
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この飾り(?)の意味するところはわからない。興味深い飾りである。 |
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北野天満宮に近づく。俵を描いたのれんが目印の「たわらや」。創業は江戸時代とか。修学旅行生のグループがうどんを目当てに入っていく。
「たわらや」の北は今出川通との交差点で、交差点の向こう側には北野天満宮の鳥居がそびえている。 |
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今出川通との交差点を渡る。北野天満宮の鳥居を左手に見ながら、天満宮の東側を通り抜けて行くのが御前通になる。天満宮にお参りに寄ることにする。 |
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<北野天満宮>
菅原道真を祀り、一般に「北野の天神さん」と呼ばれ、学問の神として崇められている。天歴元年(947)の創建と伝え、天徳3年(959)藤原師輔(もろすけ)によって社殿が整備され、天正15年(1587)には、豊臣秀吉が、付近一帯の松原で北野大茶会を催した。
本殿(国宝)は、豊臣秀頼が、慶長12年(1607)に造営したもので、権現造の代表的遺構である。また、中門は三光門と呼ばれ、後西天皇筆の勅額「天満宮」を掲げている。
25日の縁日には、骨董市、古着の露店などが境内一円に広がり賑わう。 |
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菅原道真が亡くなったのが丑の年、丑の日、丑の刻ということから、牛は天神様の神使となって奉納されている。この牛の頭をなでると頭が良くなるとか、また、体の具合の悪い所があると、この牛の対応する部分をさすると治るとかいわれている。したがって、牛は参詣客にさすられてピカピカに光っている。 |
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北野天満宮を後にして、更に北に進む。寺之内通と交差する地点で歩いてきた道を振り返る。(左画像)。角に道路案内の碑がある(右画像)。ここで御前通の散策は終わりとする。御前通は更に北に続いている。 |