正面の階段は、オードリー・ヘプバーンの映画「ローマの休日」の舞台となったことで有名なスペイン階段である。ここでジェラートを食べたのだが、現在は飲食は禁止されている。
階段の正式名称は、階段上にある「トリニタ・デイ・モンティ教会」にちなんで「トリニタ・デイ・モンティ階段」だが、スペイン階段(通称)の呼称の方が知られている。「トレヴィの泉」とともに、世界中から多くの観光客が訪れ、賑わっているローマの観光名所である。
17世紀に、ここにスペイン大使館があったことから、スペイン広場と呼ばれている。階段前の噴水は、「バルカッチャの噴水」と呼ばれ、テヴェル川でワイン運搬に使われていた老朽船を形取っている。 |