伝説によると、単振り子の等時性はピサの大聖堂のランプがゆれるのを見ていたガリレオによって、1583年に発見された。
ピサ大学の学生あった19歳のガリレオは、大聖堂の天井から吊してある大きな青銅製のランプを寺男が点灯した際に、ランプがゆれるのをじっと見ていて、振幅がだんだん小さくなっていっても、ランプが往復する時間は一定であることに気づいたということである。
ガリレオは脈拍を数えることによって、振動の周期が変わらないことを確かめたといわれている。(説明文は「物理学基礎 原康夫著 学術図書出版社」より引用) |