マルクト広場に面した市議宴会館の壁にある仕掛け時計。11・12・13・14・15・20・21・22の毎正時に、時計の両側の窓が開いて仕掛けの人形が動く。
これは、マイスタートルンクの伝説を再現している。マイスタートルンクとは、30年戦争(1618〜1648・宗教戦争)のおり、ローテンブルクを占領した皇帝軍は市参事会員を斬首しようとした。皇帝軍のティリー将軍は、ワインをすすめられたとき、このジョッキを一気に飲み干す者があれば、斬首はやめようと言った。ヌッシュ市長がこれを受け見事に飲み干して、この窮地を救った。というものである。
窓が開くとティリー将軍とジョッキを手にしたヌッシュ市長が現れ、市長がワインを飲み干すという動きをする。 |
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