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ボヘミアの王カレル4世の城(別荘)であったカルルシュテイン城は、プラハ郊外のベロウンカ川を見下ろす高台にあり、14世紀に建てられている。ここは、王家の財宝保管庫、王族の住まいや別荘、修道僧の保養所として使われていた。建物は建築後、幾度か増改築が行われてきたが、城の外観やカレル4世の寝室などは当時のまま保存されている。
カレル4世の王冠がスムースに通れるように梁の一部を削ってあったり、謁見の間では、王は常に明るい方(窓側)を背にしていることなど興味深かった。王と対面する者にとっては、王の光背が明るくてよく見えないことになる。こうした配置は、日本流にいえば御簾みたいな役割があることになる。 |
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